FC2ブログ
2014_02
04
(Tue)10:00
就職活動ではみんなが必死になって内定を取るために
自分を売り込んでいくわけですが、
採用活動においては会社側も必死です。

面接は必死な学生さんと必死な採用担当者との真剣勝負の場とも言えます。

ではなぜ会社側も必死になるのでしょう。
一番大きなのは戦力になる人材を集めて会社を成長・存続させることです。

一方で忘れてならないのが、「一人採用する」ということは、
会社がその人の人生と相当額のコスト(負債)を背負う、ということです。

終身雇用が崩れつつあるとはいえ、日本の企業は相変わらず
新卒で入れば、本人が希望さえしなければ定年退職まで在職することが可能です。
実際に新卒を一人雇うのにどれくらいのコスト(負債)を背負うかというと、
企業が一人新卒を採用して定年退職まで働くと、生涯年収は3億円と言われています。

国税庁による民間給与実態統計調査の結果では平均年収が406万円と報道されていましたが、
これは中小企業から大企業、正社員からパート・アルバイトなど全部含まれており、
正社員の年収に限るともう少し金額は上がります。

資料によると資本金10億円以上の企業で働く男性(正社員が多い)の平均年収は671万円です。
22歳~60歳までの38年間×671万円でも2億5498万円、退職金を入れて約3億円弱です。

さらに会社は社会保険等の費用も負担しており、
会社が従業員一人に支払う生涯コストはおそらく4億円ぐらいでしょう。

つまり、新卒を一人採用する、ということは会社は『4億円の投資をしている』ということです。
入社して役に立たなくても日本の会社はそんな簡単にリストラできませんので、
そうすると最大4億円の損失です。そりゃあ必死になって選考します。

これで、企業側と採用担当者が必死になる理由、わかりましたよね?
それだけの覚悟を持って企業は採用活動をしています。

みなさんもそれを理解した上で覚悟を持って就職活動に挑みましょう。


…余談ですが、給与実態統計調査は業種別や企業規模別の年収が出てきます。
会社選びは給料だけではないですが、興味のある方は見てみてはいかがでしょう。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2009/minkan.htm

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。